成功するためには、あることに「こだわって」はいけない!
皆さんこんにちは!ビリケンくんです。
今日は先日、我が師に会ったときに話してくれたことです。
我が師はいろんな人に、黄金ルールを伝えたいということで、最近日本各地をあちこち旅してまわっておられます。
先日も福岡から長野に行って、そのあと東京など・・・
そして、そこでセミナーをやったり、お茶会のようなイベントを開いたり、いろんな方々と話をして帰ってきます。
我が師と話した人は、みんなキラキラと子供のような瞳で帰っていきます。
でも、最初にセミナーやらお茶会やらにやってきたときは、結構「どよん」とした目でやってくる人も多いそうです(笑)
みんな不安を抱えていたり、悩んでいたり。
そんな人が師に最初に言い出す一言は・・・
「私はどうしたらいいんでしょう?!」
・・・知らんがな(笑)
で、師は聞くわけです。
「どうしたいですか?」(笑)
もう、一休さんみたいな会話ですよね。
で、いろいろ聞いていくと、どうもそういう人たちは色んなことに「こだわって」いる。
「こだわり」
「こだわり」という言葉は最近は「こだわりの逸品」みたいに、なんとなく良い意味で使われていますが、もともとはあまり良い意味ではなかったようです。
調べてみると。
こだわ・る〔こだはる〕
出典:デジタル大辞泉
[動ラ五(四)]
1 ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちがとらわれる。拘泥 (こうでい) する。「些細 (ささい) なミスにこだわる」「形式にこだわる」
2 物事に妥協せず、とことん追求する。「素材にこだわった逸品」
3 つかえたりひっかかったりする。
4 難癖をつける。けちをつける。
ほら、「2」以外は、かなりイケてないでしょう。
もともと「2」以外の意味だった言葉の様です。
物事がうまく行くのを、さえぎっている「つまらない何か」という感じ。
では、「私はどうしたらいいんでしょう?!」となっている人は、何にこだわっているのか?
改めて師は聞くわけです。
「あなたはどうしたいですか?」
そうすると大抵の人はこんな風に言います。
「私は、今やっているサロン経営で大成功したいのです」「私はサラリーマンなのですが、なんとか出世して、ローンを返したいのです」「私はセラピーのお仕事でたくさんの人を癒したいのです」「私は文章を書くことで、みんなに認められたいのです」
などなどなどなど・・・。
この人たちと話していて感じたこととして、師はこんな風に言いました。
みんな、「どこに行きたいか」の前に、「乗り物」に「こだわって」いる。
「大成功したい」「ローンを返したい」「人を癒したい」「認められたい」
これが「行きたい所」だとすると、
「サロン経営で」「サラリーマンで出世して」「セラピーで」「文章で」
という部分が「乗り物」。
言わば、「アメリカに行きたいんです!・・・自転車で!」みたいなことを結構平気で言う人がいると(笑)
で、師は言うわけです。
「いや、アメリカなら・・・飛行機の方がいいですよ」
そうするとその人は言います。
「いや、飛行機は、落ちるし!」
いやいやいや、自転車の方が、海で沈むでしょ!(笑)
で、「飛行機は落ちないから安心して乗っても大丈夫ですよ」
そう言って、納得した人は成功していきます。
キラキラとした瞳になっていきます。
そういわれても、いつまでも自転車にしがみついている人はうまく行かない。
だから、まず、どこに行きたいかを決めるのが先。乗り物はそれにふさわしいものを選べばよいのです。
僕も師と出逢って最初にこの話を聞きました。そして、乗り物へのこだわりを捨てました。
いや、むしろ、飛行機は落ちないし素晴らしいということや、船はゆったりしているし豪華で素晴らしいということ、
行きたいところを決めると、実に沢山の選択肢があることがわかるということを学びました。
ちょっと抽象的なお話になってしまいましたね。
これからも、学んだことをみなさんにシェアしていきますね!